【マシンケア】グリーンポイントでも爪は削れている。

ネイリストの毎日

今、ネイル業界ではジェルネイルをオフする時や、ネイルケアをする時にマシン(ドリル)を使って作業することが主流になっています。

 

最近ではセルフネイラーの方でもマシンを駆使して難しいフィルインの技術を行なっている人も見かけます。

当然、ネイルマシンを使った技術は練習と知識が必要です。

 

ネイルマシンは「施術時間の短縮」が大きなポイントですが、それだけではありません。「施術の正確性にも優れています」

 

まずは、ネイルマシンを使った施術をあげて見ます。

マシンを使った施術例

ネイルケア(マシンを使ったケア)

ロシアでは、マシンですべての工程のネイルケアを行う方法もあります。

ちょっとお手入れでは、すべてマシンではありません。マシンでなきゃできないケアの部分もあるので、マシンと従来のニッパーやプッシャーを使ってネイルケアをしています。

 

フィルイン(アセトンを使わず、トップとカラーのみ削り落とし、新しく生えた根本の爪にベースを足し、次のジェルを乗せる。これを繰り返す。自爪を極力削らないよう・アセトンを使わずジェルネイルを楽しめる方法)

今、ネイルサロンで多く取り入れられつつある「フィルイン」

この技術にはマシンが必要不可欠です。

 

ジェル・スカルプ時のプレパレーション(塗る前の準備)

ジェルやスカルプをつける前には、この作業を施します。これを怠ると持ちが悪くなります。

キューティクル際は念入りにケアや、サンディングをすると持ちが良くなったり、浮きが出づらいのでその時にマシンを使い処理していきます。

 

今回のテーマでは、このジェル・スカルプ時のプレパレとネイルケア時のマシンの使い方についてです。

他店サロンでのプレパレ時の気になる実例1

まず、この写真をみてください。(当サロンに、数週間前に他店でジェルオフをしてそれから自爪で生活している人)細かい世界になるのでお許し下さい。

緑で囲った方は、おそらく、プレパレ時のサンディングのしすぎかと思います。

ちょうど爪の真ん中くらいに跡があるの分かりますか?

これは、ジェルの落とし忘れでなく完全に爪が彫られてしまい、その跡です。

削りすぎと言ったらいいのでしょうか。こんなに、跡が残るくらいのサンディングがはたして本当に必要なんでしょうか。

黄色の方は、完全にジェルオフの残りです。僅かなベースが残ってしまっています。

両方同じ位置 (爪の真ん中)くらいに跡とジェルの残りがありますが、お客様もおよそ1ヶ月半くらい前にジェルを付け、その後にオフした。という状態だと言っていました。

これは、完全にサンディングのせい。サンディングをしなくていいジェルだったのなら、マシンでのケア、おそらくグリーンピッド等による爪の表面削りのせいです。

そして、黄色い丸の方はただのジェルオフの見落としかもしれませんが、落とすのが大変だった。ということも考えられます。

プレパレ時に爪の表面が彫れるくらいしてしまうと、そこにジェルは溜まりやすいですし、密着しやすいと思います。なので、ジェルを落とすのも大変だったかもしれません。

 

実は、この方最近初めて当サロンに来店された方なのですが、こういう状態の爪になっている人。結構いるのです。

この爪は、かなり彫られしまっていました。

「傷がついてますね」っていう問題ではなく、傷を通り越して溝!!

触ってボコっと爪がへこんでしまっているのです。

他店サロンでのプレパレ時の気になる実例2

こちらの方は、当サロンにジェルオフをされに来た方です。(しばらくジェルをお休みするそうです)

根本から5mmくらいの所に赤いような跡があるのわかりますか?

この写真。ジェルオフしてベースコートを塗ってしまったので見にくくなってしまいました。

この、赤い所がサンディングや過剰なネイルケアの跡になります。

全部の爪に同じ位置にキューティクルラインと同じアーチで跡がありました。

根本から5mmくらいの所にあるので、私が落としたジェルを付けた所で受けた跡だと思います。

一番最初にお見せした写真の爪より彫られている深さは浅いですが、これではは健康な爪にしては不自然です。

また、この跡は爪が伸びきるまでずっと付いてくるのでしばらく爪に違和感を感じながら過ごさなきゃいけません。

幸い、爪全体のダメージは少ないほうだったため、この跡があることが残念でなりません。

他店サロンでのプレパレ時の気になる実例3

こちらは比較的分かりやすいと思います。

赤くアーチ状に跡があります。人差し指と薬指は触ると凹んでいました。

これもプレパレ時のサンディングかネイルケア時のピッドで彫られている状態です。

 

他にも、他店さんのオフを担当させて頂いているとこういう爪は比較的よく見られます。

同じサロンで3週間おきに付け替えていた様な爪は、この線が2・3本ある人もいました。毎回同じようにプレパレしているので同じように彫られていたということです。

ジェルを付けている間はこの跡は気にならない。もしくは気づかないかもしれませんがジェルを外して自爪で生活するとなるとこの跡は気になります。

これを見るたびに、持ち重視のためにここまでやる必要があるのかと疑問に思います。

原因は、サンディングやグリーンポイント

これらの原因はサンディングバンドや、ケア用ピッドで使われているグリーンポイントによるものだと考えます。

 

ネイリストさんなら、サンディングバンドは削りすぎない様にしないとすぐ爪が彫れちゃう。という認識はあると思います。削りすぎないように、あくまでも爪に少しだけ傷をつけるだけ・・・その程度になるように力加減は気をつけていると思います。

問題は「グリーンポイント」です。盲点と言ってもいいのかもしれません。

プレパレ時というより、ネイルケア時に使っている感覚が多いと思いますが、このグリーンポイント普通に爪は掘れます。

私は、その事実を感じ、知ってからはネイルケアで使うのは避けています。

 

おそらく、しっかり勉強されている方やお客様に実践する前に自分で試してからやっている人は分かると思いますが、

グリーンポイントは爪は削らない。ルースキューティクルだけ取り除いてくれる。と思っている方がいるのかもしれません。

グリーンポイントを使うのであるならば、どのくらいで爪が削りすぎになるのか、当てる角度など力加減は攻略したほうがいいです。

ただ、私は今グリーンポイントは使いません。気をつけてやっても爪が彫れる感覚があるからです。

ちなみに、グリーンポイントでキューティクルケアをしてその瞬間はどのくらい爪が掘れてしまったかは、判断しにくいです。できればジェルを付けずにそこが5mmくらい伸びるくらい自爪で放置してほしいです。そうすると写真と同じような跡が出てくるかもしれません。

この時が一番グリーンポイントで爪は掘れている。と実感するタイミングです

最後に

マシンを使ってのケアは便利で正確性にも優れていると思います。

ただ、力加減や当て方、角度、回転数に気をつけないとそれだけで爪は傷ついてしまうということを再確認して頂きたいです。

 

グリーンポイントは、触ってみると固い砥石です。

これが一点集中的に爪にあたり、力や回転数が変に加わればその爪は一気に掘れてしまいます。

ルースキューティクルが厚かったり、固い所には使ってもいいかもしれませんが、すべての爪には合わないかな。と私は思います。

 

ジェルネイルサロンのネイリストさん達が見落としているかもしれない点を今回は書いてみました。

こんなこと当たり前だろ!!って思ってる方、実際には他所では起きている事なので実際に声に出して教えてあげてください。笑

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